骨盤がゆがむと
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痛みの原因が骨盤であることが、よくあります。
今回は、骨盤からはじまる身体の不調についてご説明します。
骨盤の前後左右のバランスが適正でなければ、腰への負担が大きくなり痛みが出やすいです。
腰痛や腰の疲れから左右どちらかに偏りが生じると、股関節や膝関節の痛み、詰まり感、可動域の減少などが起ります。
そして、骨盤の位置のズレが姿勢を乱し、背中や首に負担をかけて猫背や反り腰を招きます。
全身の筋肉や関節に不均衡が生じると、片側だけの痛み、運動パフォーマンスの低下、ケガをしやすくなったりします。
不良姿勢により猫背が定着して肺が圧迫を受けると、呼吸の浅さから頭痛を起こしたり、胃が圧迫されると逆流性食道炎になりかねません。
骨盤内部の血流の減少も消化不良や便秘、尿トラブルの原因となり、女性は生理や妊娠への影響が懸念されます。
そこで、当院が考える骨盤のゆがみを改善する3つのステップは、
①緊張した筋肉をマッサージ、ストレッチ、入浴などで弛める。
②前後左右差のない理想的な状態を身体に学習させる。
③よい姿勢を持続させるために支える筋肉を鍛えることです。
ぜひ生涯使える身体を一緒につくっていきましょう!